自動車保険配布スキンパーツ1 日本人と日本語とフランス人とフランス語と

忙しいんだけど日曜日ぐらいのんびりしたい。
ありがたいことにそれを許してくれる職場だから、昨日は寝まくって今日はお友達の茶席に遊びに行ってきた。
写真とかあるんだけれど、今は根性がないからゴールデンウィーク入ったらアップします。
許してくだしゃいませ。

さっき、主人にチャットで突然話しかけてきたフランス人、日本語べんきょーしてまっすって類い。少なくないのよね、いきなり話しかけてきて日本語の質問をし出したりするの。おいおいって感じなんだけど、それを見ててなんだか最近感じてることに通じるなーと思ったから思わず首を突っ込んじゃった。

というわけで、なんか今日は語調があらくて、内容もうざったいかも。ごめんなさい。でも言いたい。日曜の話題じゃないかも。苦手な人は飛ばしてください...。

で、
彼(男の子じゃないかと思うんだけど)、「です」「ます」とかっていう表現があるってきいたけど、それってー日本人使わないデショ? だって。いきなり。

馬鹿いうんでねぇー。「です」「ます」の使わない日本生活なんてありえねー。
根性たたきのめしてやる。
といいたかったわけですが、まー言わないで、君は何をみて日本語を学んでるんだい?と主人優しく質問しました(この時点でネタ元はばればれだったけど)。

アニメーションだよ。

やーっぱね。

フランス人の若い男の子にはこの類いがすごく多い。ついでにいえば日本をエルドラド(黄金の国)だと思って、日本にさえくれば億万長者と思ってる類いも多い。
なんとまじめにこんな広告をブログに出してたフランス人(多分少年)もいるんだよ。

「僕は求人します。日本に行ってソフト会社を作るのです。そこでは、月60万円と福利厚生ばっちり。手厚く保護します。素晴らしい未来がそこに。応募したい方はここここへ。」

日本に一度も来たことのない、日本語のまったく話せない(多分英語もあんまりムリそうだった)フランス人。
そして興味を示した人も現実にいたんだよね。多分募集に応募した人もいたんじゃないかな。

できっとこんな男の子たちも、日本にワーホリでやってきて、こう叫ぶのだ。
「この国、ちっとも優しくない!それに何でも高い!お金全然もうからない!日本人はお金ばっかり追いかけてる!」

否定はしないが、外国から勝手に夢見てやってきて、言うことじゃないだろ。
いやなら出てってくれ。そうじゃないなら、日本のやり方ってのに少しは馴染めよ。
...って感じ。ため息です。

私は(エリックに言わせても)この点相当厳しいらしく、エリックも相当ぎゃーぎゃーいわれた口。エリックはそれでも日本そのものを好きでいてくれたから、最近は日本人に「こっちが日本人として恥ずかしくなるよね、エリックの態度みてると。」といわれるぐらいになった。それは結構誇りでもあるんだけれど、そうじゃないと口を開けてくれない日本の閉鎖的な風土もあるにはある。

ま、いいや。脱線はこのくらいにして。

で、このチャットをしかけて来た男の子に「です」「ます」は普通に使うよ。勉強するなら丁寧な(敬語というわけではないけど)日本語を覚えなっていったら、いや僕はカジュアルな日本語が理解したいんだっ。と主張するから、誰もあんたにいきなりカジュアルな日本語で話しかけないし、だいたいあなたがカジュアルな日本語で話し出したら、日本人は誰も話しかけないよ。っていいましたの。

そうでしょ?いきなり白昼堂々と白人が初対面でカジュアルでぶしつけな日本語で話だしたら無視するでしょ?私ならしますよ、はっきりと。

そしたら、どうして?日本人って外国人嫌い? みたいな話になったので、日本人が日本でどーしてわざわざ外国人と話さなくちゃならないの? しかも無礼な? っていったのね。そしたら大混乱。彼はアジアの人は皆オープンで優しい(つまりいきなり寄ってって話しかけても受け入れられ仲間にしてもらえる)ぐらい思ってたらしいの。

ま、いいんだけどさー。そういう外国人を、つまり来日して何年にもなるのにそうやって勘違いのままずっと過ごしてる外国人を山ほど見てきたから、もーうんざりしてる。
面白いことに、エリックもそういう人たちにうんざりらしく、エリックがそういう人たちのことを「ガイジン」っていってる。最近はそれが定着してきちゃった、私たちの中で。またガイジンがなんか言ってるよ、って。

日本人はよく外国人を受け入れないといわれて非難されるけど、私が東京で見てきているうんざりするほどたくさんの外国人も、外国生活を日本の土地に持ち込んできてる。
英語やその人たちの母国語しかしゃべらない人たちはもちろんだけど、日本語ぺらぺらでも私たちの習慣を理解しようとする人は決して多くない。日本語ができる=日本人が理解できる、じゃないんだよね。エリックみたいに日本語が完ぺきでなくても、エリックのほうがよほど日本人の感情や動作の機微がわかる。日本にずっと住んで日本語ができても日本人が理解できてないガイジンもたくさんいる。

これが、外国にいる外国人なら別に当たり前のこと。でもこういう人たちはときどき日本に来て、外国の風習を持ってきて、そして私たち日本人が自分たちの風習で生きていることを「間違ってる」と脅かす。閉鎖的だ、と。そんなことないと思う。
閉鎖的なら帰ったら?あなたはここの土地に家をかまえて、ご飯を食べるお金をもらって、外国人であるメリットも十分享受して、そして日本人があなた方と違う行動規範をもっていることを非難する。間違ってる。

そしてチャットで話しかけてくるような「日本好き」な外国人達は、住んでもいないのに日本人の風習を非難することもしばしばなんだよね。疲れる。
その度に日本人を代表したくもないのに代表せざるを得なくなって代弁して説明する私の身にもなってくれ。

ま、そんな思いが運悪く、この男の子との会話を見てて爆発しちゃいました。
いい加減にしなよ。覚えるなら丁寧な日本語にしな。日本人が閉鎖的だなんてここに来て最低一ヶ月住んでから初めて言える言葉でしょ。

日本にいたらねー
主人といるだけで動物園にいるみたいに眺め回されるんだよ。私は同じ日本人から売春婦みたいな目でみられたし、主人は動物園の動物みたいにながめまわされた。主人は電車に乗るたびに尋ねたものだ。僕の洋服汚れてる?って。今でもそういう目で見られるけど、にらみつけるか気にしないですむ智慧をつけただけ。
人当たりのよい主人だってそうなんだよ。まして不躾なガイジンならなおさらでしょ。

そしたらこの男の子。わーかったよ。君は外国人が嫌いなんだろ?っていうもんだから、ブチ。切れました。

その主人と2人で日本の中で、そして同じ同胞のフランス人(青山とかに住んでるフランス人は結構な数いて、企業の代表だったり悪くない暮らしぶりをしてたりする、そして青山あたりを歩いていると同じ同胞のフランス人である主人を軽べつの目で露骨に見る、あまりに露骨なので最初私が怖くなって走り出しそうになったほど)と3年間も戦ってきてるんだっっっ。ガイジンが嫌いなんだろって?言うのは簡単。でも1人のフランス人を日本で守るってのは、言うよりずっとずっと難しいことなんだ。

まーその後たくさん話して彼も少し「日本って思ってたのと違うかも」と分かってくれたので、私もまーテンションを戻して1つ2つ日本語を教えてあげて仲良くバイバイしました(笑)

日本人だってフランス人だって英米人だって他の国の人たちだって、皆どこかしら文化の基盤があるわけです。他の国にいったらそこに馴染むよう努力するしかないし、努力すればいずれは認めて受け入れられて馴染むわけです。日本はそうなるまでに時間がかかると思うけれど、他の国だって本当の意味で受け入れられるまでには時間がかかりますよね。そんなの当たり前。

大切なのは、その国の文化のルールがあって、私に悪気はなかったといっても、相手の国で悪気があるととられる文化があるなら、私に悪気があった、ととられても仕方がないのだということ。それを理解すること。
逆も同じで、相手が非常にひどいことをしたとしても、相手の国ではひどいことではないという文化があるなら、頭にきても理解を示してあげること。そうやって一つ一つ壁を崩していくしかないのだということ。

このことを、本当に体で3年間で学び、一緒にそれを学んでくれたエリックに尊敬の念をたえず持ち続けられるようになったんですよね。体当たりです。実際、日本にいて日本人で外国人と結婚しただけでこんなひどい目にあうとは思わなかったという目にもあいましたが、エリックと頑張ってきました。だから言える言葉でもあるんですよね。

勘違い野郎に少しでも目を開いてほしい。真の国際交流なんて美しい言葉はどうでもいい。隣の人を見てください、しっかりと。イメージでも広告でもない。生きている人をって。そんな感じ。

こういう一面だけ書いてるとすんごい誤解を受けそうだから、別の側面も書いておきます。

私の仕事場は、アメリカ人を始めとする外国人と混在してますし、私の仕事仲間はむしろそれぞれの国にいるアメリカ人とインドにいるインド人と韓国人と、あとヨーロッパもいろいろ(フランス人はなぜかいない..イタリア人とスペイン人はいるのに...)。

普段、英語で仕事しますが、アメリカにいるアメリカ人に、日本式の説得しても全然通じない。メール書いてるこっちが気持ち悪くなるぐらい強気で書かないと動いてくれないこともしばしば。インド人とかアジアの人は、優しい言葉かけてくれたりするから強気で押すとかわいそうだし。人にもよるし国にもよるし、あーややこしー。日本にいたっていろんな国がからめばそんなものです。

そして日本でがんがん仕事をしている外国人の最近の傾向として、ものすごく日本語が上手になりました。以前は日本語なんてしゃべるか、ばからしいって人がすごく多かったのに、今は普通の会話を日本人としてます。敬語も友人同士の会話も。軽べつも見下しもなし。本当に同僚として一緒に仕事してます。すごいなーって。

これは本当に尊敬に値する。こういう人たちがしっかり根をはってめちゃめちゃ頑張ってる(どんだけ大変かよく分かる)のに、イメージ先行型の人たちが日本って閉鎖的、なんて言ってやってきては帰る。頑張ってる彼らに対しても本当に失礼だと思います。

同僚の外国人のAさん(日本語ぺらぺら、いつもクライアントを日本語で説得してる)は、私がちょっとだけお手伝いしてあげた仕事にたいして、消え入るような声でありがとーございましたーと言ってくれました。目をふせて、恥ずかしげに。なんかめっちゃめちゃ嬉しかった。

隣人のマルコムもアイザックも日本語は私よりずっと丁寧で綺麗。もっと楽にしゃべっていいよ。はい、わかりましたっ。ってな感じだし。

こういう外国人も増えているのだから、私たちが外国人だからって閉じてしまうのは、モッタイナイ と思うし、どんな外国人に対しても、いわゆる外国人コンプレックスで、日本人のほうが恐縮してしまう必要もない気がする。

私が外国人に、その言い方は失礼よ、その態度は品がないわ、っていうと、日本に来てる外国人は目を丸くすることが多い。初めて言われるんだって。日本人は僕たちに言わない、って言われることもある。びっくりされるけど、ちゃんと言い続けると日本にい続けようと思う外国人は聞いてくれることも多い。それも嬉しいこと。

ま、あくまでこれは東京にすむ1日仏夫婦のまわりで見かける外国人達ってことだけだったらいいんだけれどね。

ってなわけで、いろいろ書いたけど、幸か不幸か日本人と外国人との交差点にたつ私たち夫婦。どの方向も渋滞のないように交通整理のお手伝いができる人たちになりたいと思ってます。
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by oeuf2 | 2006-04-23 20:12 | 雑感 divers

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